ゆかりんだの日記♪

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映画「野火」

8月7日、シアターキノにて、野火を見ました。
PG12だったので、あっくんにも見せてみようかと思ったけど、
結果的に一人で見に行ってよかったと思います。
子供のフォローをできるような映画ではなかった。
自分自身がこの衝撃を受け止めるだけで精一杯でした。

戦争を扱う映画やテレビドラマはたくさんあります。
一昨年見た「永遠の0」もそうだし、先日見た「おかあさんの木」もそう。
DVDを買ったテレビドラマ「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった」もそう。
見ようか迷っている「日本のいちばん長い日」も。
どの映画も悲しい。どの映画も「どうして?」という気持ちになる。
そんな行動、そんな気持ちになるはずがないのに、何がそうさせる?
皆間違ってるのはわかっているのに・・・
狂気。全てが。

野火は、一番知り得ない「戦地の兵士」の話。
あの状況は、何にも例えようがない、相当するものは今の世に無いと思う。
だから「もし私があの場に居たら」なんて、とても考えられない。
人を食べるなんて、今のこの世であり得ない、全く考えられないことだけど、
あの状況でそれを考えたとしても、
「それはおかしい」「狂っている」というのではないと思う。
あの状況下では正気。正気の狂気。

人間は動物。
理性や文化や経済力で覆っていても、そんなものはとても儚く脆くて、
それらが剥がれ落ちれば、本能だけが残る動物。
そして、私達が理性を持ち文化的な思考、生活ができているのは
この危うげで今にも崩れそうな「平和」が全てを支えてる。
平和が壊れてしまえば、個人の「私は大丈夫、私は負けない」と言う意思も
全て壊される。竜巻や津波の前に裸で立っているようなものだ。
平和を壊すのは人。平和を築くのも人。
不可抗力でも自然発生でもない。人が築き、人が守り、人が壊す。狂わせる。

画面が揺れすぎて少し酔いそうになったり、
臨場感はすごくあるんだけど一部ちょっとわかりにくかったり。
でも、そういう「綺麗ではない画」が、より「伝える力」を持ってるとも思うし。
リリーフランキーさんが、本当に幅の広いタレントさんで敬服する。
(「タレント」って軽すぎる言葉でリリーさんに相応しくないと思うけど、
俳優やイラストレーターや小説家や、色々ありすぎて、一言で言うためにはこの言葉しか無くて、
ごめんなさいって感じです)

あのそら恐ろしい笑みをたたえる兵士が「おでんくん」を描いたり
「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」を書いたり、してるなんて。
稚内から与那国島まで幅があるんじゃないか?というくらい(意味不)。

何も信じられるものはない、裏切り、欺き、背を向ければ殺され、僅かでも心を許せば死。
そんな地獄で、あの若い兵士は、
欠片ほどだったかもしれないけど、老兵を信じていたのだと思う。
裏切られて悲しかったから、信じていたからこそ悲しかったから、
悲しみが血を啜らせたのではないだろうか。

恐い。悲しい。映画でした。

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